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購入ボタンユニット部は視認性向上の為、LED透過部が成形カバー+拡散成形品+表示シートの構成となっている。部材点数、組立て工数によりコスト高となっている。

拡散効果インキを使用した表示シート印刷を提案。

拡散成形品の拡散効果を見本とし、インキ配合の調整を重ね、実機にてテストを繰り返した。その結果、表示シートのみで成形品レベルの拡散効果を実現。

お客様が要望する部品点数、組立て工数の削減に繋がり、コストダウンが実現。

コストダウンのみならず、部品点数の削減から、自販機の大きなテーマ、取り組み事項でもある「自動販売機の薄もの化」にもつながる効果が得れた。(技術担当)

商品の看板となる内照パネルをオフセット印刷にて手配していたが、短期間で色褪せるため見栄えの良くない商品が目立った。

インクジェット出力とシルクスクリーン印刷の併用を提案。

試作で意匠性を確認いただくとともに、社内で耐候性試験を実施し、検証を進めた。

インクジェット出力によりオフセット印刷同様の意匠性で仕上がり、シルクスクリーン印刷との組合せにより耐候性を格段に向上させた。同時に、フィルムに挟み込む形で設置される際のニュートンリング防止を図ることが出来た。

仕上がりもよく、耐候性もあがり、あわせてコストダウンも図ることができました。(資材担当)