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コラム
印刷基礎知識⑧~耐候性に優れるスクリーン印刷とは?印刷工法の学習日記~
「印刷って機械にかけたらすぐに仕上がるんじゃないの?」
印刷の基本のキも知らなかった新入社員が、ヤマックスで学んだ印刷知識を【印刷基礎知識コラム】にて発信しております。
これまで、【印刷専門用語】【色・色彩】【物性試験】【抜き型】【版】【剥離紙】をご紹介してきた同シリーズ。
今回は【印刷工法】について学んでいきます。
印刷と一括りに言っても工法は様々。
多くの印刷会社は1つの工法に特化したものづくりが基本ですが、ヤマックスは複数の工法を得意とし、また複数工法を掛け合わせたハイブリット印刷が可能です。
学習日記
~工場にて~
今日は、印刷の工法について紹介するよ。
ヤマックスでは、シルクスクリーン印刷、シール印刷、オフセット印刷、デジタル印刷の工法でものづくりを行っているよ。
印刷ってこんなに種類があるのですね。
複数の工法を扱うことに利点はあるのですか?
お客様のご要望に合わせたものづくりができることが大きなメリットかな。ヤマックスが多種多様なお客様とお取引させて頂いている理由の1つでもあるね。あとは、複数の工法を組み合わせたハイブリット印刷が行えることも幅広いご提案ができるメリットだね。
なるほど。
工法を組み合わせることもできるのですね!
では、まずはシルクスクリーン印刷から紹介しようかな。
シルクスクリーン印刷は、目の細かいメッシュ(スクリーン)を版にして印刷する方法だよ。印刷したい部分以外を目止めして版を作成し、スキージを版に押し付けてインキを押し出すことで印刷していくよ。
スクリーン印刷工法
【印刷版】編で教わったスキージを使った工法のことですね!
そうだね。
実際にスキージでインキを押し出してみてごらん。
力を均一にかけるのが難しいですね・・・!
あと、使用するインキの量が意外と多いのですね。
そうだね。スクリーン印刷は、インキ層が厚いから耐候性に優れているよ。また、自社でインキを調合してつくった「特色」を使用することでお客様の要望に寄り添ったものづくりを行っているよ。
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耐候性に強いということは、屋外用途で使われる製品に適しているということですよね。
その通り!
自動車・バイク、アミューズメント、産業機器などの印刷物は主にスクリーン印刷で製造しているよ!
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画像をクリックすると採用事例がご覧いただけます。
今日のまとめ
印刷といっても工法は様々。
自社で複数の工法を扱えるからこそ、ヤマックスが大切にする「印刷技術そして創造力で人の想いをカタチにする」が実現できているのだと感じた研修でした。 その他の工法についても、後日配信予定です。是非ご覧ください!