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コラム

バックライトで隠れた絵柄が浮き出る!「アウトシリーズ/グラフィックアウト」/~ヤマックスってどんな会社?~

会社/技術紹介

はじめに

10月のコラムでは転写マーク(デカール)におけるヤマックスの強みをご紹介いたしました。

今回は当社のアウトシリーズを通じて、テーマである「ヤマックスってどんな会社?」をお伝えできればと思います。

最近、家電などで表示が何もないところから絵柄が浮き出るものが増えてきましたよね。そういった表示って内照LEDを何色も使っているんでしょうか?

そうとも言い切れないよ。ちょうどここにサンプルがあるから見てみようか。

そうそう…まさにこういう表示です!でもなぜ印刷会社であるヤマックスに内照LEDのサンプルが?

実はこれ、印刷されたシートを白色LEDで光らせているんだよ。

なるほど!だから印刷サンプルが弊社にあるんですね!印刷でこんな表現もできるんですね……。

この印刷技術──アウトシリーズはお客様のニーズから作られたものなんだよ。点灯時だけ文字が見えるスマートな加飾パネルが作れないか?というご要望がお客様からあったんだ。

スマートな加飾って難しいニーズですね…。

2010年代以降の家電業界ではシンプルなデザインがトレンドだからね。こういう光った時だけ見える「一体化」のデザインが好まれやすいんだ。

確かに…最近は「ロゴレス家電」なんて言葉もありますからね。アウトシリーズのように必要な時だけ表示される加飾パネルなんてまさに一体化ですね!やはりアウトシリーズって家電系の採用事例が多いのでしょうか?

そうだね…家電業界の採用事例が多いけど他の業界にも採用されているよ!

黒と白、2種類あるんですね!

周囲を黒くしているものがブラックアウト、白くしているものがホワイトアウトという名前の技術だよ。

アウト「シリーズ」ということは他にも種類があるんですか?

グラフィックアウトがあるよ。 ブラックアウト・ホワイトアウトの透過技術とデジタル印刷を組合わせた技術で、バックライトを点灯させると木目調や大理石調の加飾シートから絵柄が浮き出てくるんだ。

これぞまさに「一体化」ですね!こういったスクリーン印刷とデジタル印刷の組み合わせができるのもヤマックスの強みですね!

そうだね。業界では珍しい研究・開発部門や最新の設備の導入などで印刷表現の幅を広げて、お客様のニーズにお応えする体制を整えているよ。インキを内製していく中で、作られたインキを使用したアウトシリーズもあるそうだよ。例えば、「シルバー」「ミラー」「パール」等があり、いろいろな組み合わせも可能で内照する色も無限に表現できるんだよ。

こういった印刷技術ひとつとっても、お客様のニーズに応えていくという弊社の姿勢が見えてきますね!

今回ご紹介させていただいたのは内照で浮き出す印刷シート、アウトシリーズ。今後も自社の強みを生かした技術のご紹介をさせていただければ幸いです。

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