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自動車内装部材のスカッフプレートにおいて、国内向け、海外向けによって車種名を変更する。国内外の売れ行きにより発生する在庫の偏りを無くしたい。

スカッフプレートの素材であるステンレスに合わせた金属調印刷により、違和感なく一体感を実現。

国内、海外トータルの数量把握で共通部材を確保し、車種別にパネルだけ発注することで、売れ行きの偏りで発生する在庫過多、仕入れ圧迫の予防処置ができた。

仕入れ金額削減の目標が達成でき、外観のクオリティーも維持できた。(デザイン担当)

期間限定コスメや小ロット品に対して、高い意匠性を求めると成形型作製やメッキ加工が必要となり、小ロットではコストが合わない。容器直刷りやホットスタンプでは意匠性に限界がある。

意匠性の高い疑似エンボスフイルム印刷を提案。

蓋部分が2パーツで成形されているコンパクトへの疑似エンボス印刷フィルムの挟み込みを提案し、外観評価。

共通のコンパクトで使用出来るため、従来の直刷り・ホットスタンプ仕様では出来なかった容器の転用が可能となり、容器の過剰在庫抑制につながった。
また意匠性も高い評価を頂き、期間限定コスメや小ロット品への採用に至った。

期間限定コスメや小ロット製品に対してのクオリティーが上がり非常に満足しました。(企画担当者)

企画商品で化粧コンパクト用の加飾シートを採用したい。シルクスクリーン印刷では多色且つ種類の多さから予算を圧迫するうえ、柄の細かさから意匠の再現性が困難である。

インクジェット印刷による加飾の提案。

様々なデザインの試作を行い、デザイン・柄の再現性テストを実施、検証。

試作による柄の再現性は問題なし。インクジェット印刷を行う事で印刷版も不要となり、他の工法では難しい繊細な表現も可能となった。

色数を多く使う和柄の企画を、インクジェットの採用により実現する事が出来ました。(デザイン担当)

エアコンのセンサー受光部において、IR性能を保有する樹脂成型品を使用していたが、コストが高く、黒1色のみで厚みがあり、曲げ加工が必要であった。
また、文字の表示をしたいが現状の部品には印刷が不可能。

IR透過印刷を提案。

お客様の希望される透過率及び色目で試作品を作成し、自社で透過率を測定、検証しました。

樹脂部品よりもコストを削減。IR機能を有する印刷により顧客の希望する本体色(白やグレー）に合わせることができるうえ、文字の印刷表示も実現。
自社でIR透過率の測定ができるため、顧客要求基準に対する保証も可能。

外観も性能も希望する仕上がりができ、従来から課題となっていた加工及び文字表示についても解決できて非常に助かった。(技術担当)

購入ボタンユニット部は視認性向上の為、LED透過部が成形カバー+拡散成形品+表示シートの構成となっている。部材点数、組立て工数によりコスト高となっている。

拡散効果インキを使用した表示シート印刷を提案。

拡散成形品の拡散効果を見本とし、インキ配合の調整を重ね、実機にてテストを繰り返した。その結果、表示シートのみで成形品レベルの拡散効果を実現。

お客様が要望する部品点数、組立て工数の削減に繋がり、コストダウンが実現。

コストダウンのみならず、部品点数の削減から、自販機の大きなテーマ、取り組み事項でもある「自動販売機の薄もの化」にもつながる効果が得れた。(技術担当)

商品の看板となる内照パネルをオフセット印刷にて手配していたが、短期間で色褪せるため見栄えの良くない商品が目立った。

インクジェット出力とシルクスクリーン印刷の併用を提案。

試作で意匠性を確認いただくとともに、社内で耐候性試験を実施し、検証を進めた。

インクジェット出力によりオフセット印刷同様の意匠性で仕上がり、シルクスクリーン印刷との組合せにより耐候性を格段に向上させた。同時に、フィルムに挟み込む形で設置される際のニュートンリング防止を図ることが出来た。

仕上がりもよく、耐候性もあがり、あわせてコストダウンも図ることができました。(資材担当)

意匠パネルの背面からのLED照明により、キャラクター等が透過する仕様。指定された色調は透過時の色目であり、実機にはめ込んでの確認となる。また、ベースの不透過部分は光が漏れるとNGとなる。

光源を理解した調色技術、不透過部分の光漏れ対策を提案。

一般インキでは再現できない透過時の色調を、特濃インキを採用することで実現し、実機または実機相当の光源で確認。不透過部分の押さえ色は色調と隠蔽性のバランスを調整。

透過部の意匠性について彩度、明度共に問題なし。ベース色の色調、光漏れ共に問題なし。

ゲームのコンセプト、キャラクターのイメージを崩さず、仕上げることができ満足。(デザイン担当)

ノートPCの天板にプレミアムなデザイン加飾をしたい。
ただしボディー（被着体）はマグネシウム。

高級感につながる金属調立体印刷(キュービー)を提案。

加工は一体成形（TOM工法）で貼付け。一体成形するため、ホットメルトを開発。

通常は直刷りか単色塗装であるが、パネルを採用することでデザインの自由度が向上。デザイン要望である、プレミアム感にも合致した。また、成形機で貼ることによって仕上がりも安定。

宣伝なしの限定ネット販売にもかかわらず、即完売でビックリしました。(デザイン担当)